佐世保市の旧・鹿町町地区、小さな港と森に囲まれたこじんまりとした野球場です。メイン道路からはちょっと外れたところにあって場所的には少しわかり辛いかもしれません。もともとは佐世保が炭坑で栄えた頃にん「日鉄鉱業」という会社がこの球場を建設、都市対抗野球にも出場したことのなる「日鉄北松」というチームが練習場所として使用していたようです。コンクリート打ちっぱなしのスタンドなど建設当初の名残を感じる部分もありますが現在は市の所有物になっているようで施設は古いですが感動するくらいに整備、清潔さが保たれています。

昭和44年の長崎国体では軟式野球の会場として使用されたようですがフィールド自体は狭いため高校生以上の硬式にはちょっと厳しいかもしれません。公共交通手段は不明です。

バックネット裏には球場の歴史を記した記念碑、一塁側からライトにかけてのスタンド後方はすぐ海。とても静かできれいでしっかりとした大好きな雰囲気の野球場、一度ここで試合見てみたいですね。

 

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